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Mac & OSX「ターミナル操作 」

Phase Oneダジタルバッグ通信に、表示グローバルフィルターについての説明がありました。
私は使ったことがありませんでしたが、ワークフローによっては、とても便利な機能だと思います。
http://phaseone.seesaa.net/article/189540955.html

話は少し逸れますが、ファイルを整理する場合には、
GUIより、コマンド操作の方が、はるかに効率的な場合があります。
MacOSXは、UNIX一族なので、アプリケーションユーティリティターミナルで、
コマンド操作ができるようになっています。

例えば、何百カットもの.NEF.JPGのファイルが混在したフォルダがあると仮定して、
JPGファイルだけ別フォルダに分けたいとします。
コマンドで行った場合、
mkdir JPG-FOLDER
mv *.JPG JPG-FOLDER/
たったこれだけで、全ての.JPG ファイルだけを、
一瞬に、新たに作成したJPG-FOLDERというフォルダに移動できます。
RAWとJPG同時記録・混在というのは、日常的にあるわけですが、
撮影後、クライアントさんから、「JPGだけすぐに欲しい」。というような場合には、威力を発揮します。

コマンド操作を行うには、OSXのフォルダ構成を頭に入れておく必要があります。
もちろんOSXは、そのような知識なしに、簡単に操作できるようにはなっていますが、
知っておくと、ファイル操作だけでなく、
トラブルの特定、回避、設定ファイルの移動やバックアップ等、様々な事に役に立ちます。

まず、OSXに限らず、WindowsもLinuxも、操作している時には、
「現在自分がどこに居るのか?」つまり「どのフォルダ内で作業しているのか?」
という感覚が必要です。

例えば、OSXが起動して、デスクトップが立ち上がります。
その時、操作している自分は、「Desktopに居る」という感覚ですが、
実際にユーザーであるあなたが居るのは、Desktopではありません。

私のOSXでのユーザー名は、idehiroyukiですが、
/Users/idehiroyuki/
つまり、Usersというフォルダ内のidehiroyukiというフォルダが、
私の最初の現在位置です。
下の画面写真、idehiroyuki:~ idehiroyuki$の後にコマンドを入力します。
pwd」は「現在位置を表示せよ」というコマンドです。
その下に、
/Users/idehiroyuki
とありますが、それが表示された現在位置情報です。
pwd
実は、このidehiroyukiというユーザーフォルダの中にDesktopというフォルダがあって、
その中に、実際にデスクトップに保存しているファイルやフォルダがあります。
以下がターミナルで表示したDesktopまでのフォルダ構成です。
desktop
ユーザーidehiroyukiフォルダ内には、DesktopDocuments(書類)等、
普段見慣れているフォルダがあります。
我々が普段接しているApplicationsつまり、アプリケーションフォルダは、
第一階層、つまり、Usersと同じフォルダ内にあります。
この第一階層が、フォルダ構成の最上層で、一般にルートディレクトリと呼ばれています。
通常、LinuxやUnixでは、アプリケーションがルートディレクトリにあることはないのですが、
OSXでは、操作やメンテの利便性を考えて、こうしたのでしょう。Macらしいと思います。

以下が、最初にターミナルを起動させたときの初期画面です。
default
idehiroyuki$の後に下線がありますが、
そこがコマンドを入力する場所です。
pwdで、現在位置表示。
cdで、移動
ルートディレクトリ(最上層)に移動するには、
cd /
です。
cd Desktop
で、Desktopフォルダ内に移動します。

コマンドは、Unix、Linuxにおいては、基本的には共通で、ネットに詳しい解説がされています。
暇な時にでも、コマンド解説を見ながら、OSX内を探索して、
どこにどういうフォルダや設定ファイルがあるかを知っておくと、
いつかきっと役に立つと思います。

参考までに、最初のファイル移動操作の説明をしておきます。

mkdir JPG-FOLDER
mv *.JPG JPG-FOLDER/

  • mkdirはフォルダを新規作成するコマンドです。make directoryの略で、この場合、「JPG-FOLDERというフォルダ名のフォルダを作れ」という意味です。
  • mvは 、この場合「移動せよ」 というコマンドです。*.JPGは、「.JPGという拡張子のファイル全て」という意味で、JPG-FOLDER/は目的語的なものです。
    全体で、「.JPGという拡張子のファイル全てをJPG-FOLDER内に移動せよ」というコマンドになります。
    ※コマンド、単語間は、必ず半角空けてください。
    ※Macデフォルトのターミナルは、とても見づらいので、私は、itermというフリーのアプリケーションを使っています。いろいろとカスタマイズ可能で、とても使い易いです。以下でダウンロードできます。
    http://iterm.sourceforge.net/

    今後も機会を見て、実際の仕事に役に立つ、便利なコマンド操作や、Unixアプリケーションを紹介したいと思います(・∀・)