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Capture One 6 Pro備忘録Vol.4「ワークスペースのアレンジ 」

Capture One 6 Proでセッションを開始すると、「ワークスペース」が表示されます。
ワークスペースは、大きく4つのエリアから構成されています。

  • ブラウザ:読み込んだイメージファイルのサムネールです。
    サムネールのサイズはブラウザの上にあるスライダーで調整できます。また、リスト表示もできます。
  • ビューア :ブラウザで選択したイメージファイルを1カット~12カットまで表示します。ピント等の確認、ツールを使って調整した結果を確認後、現像したりします。選択したカットを隣同士に配置して比較することもできます。ブラウザやツールタブを表示しないフルスクリーンモードも選択できます。400%まで拡大できるルーペツールでピントの確認等が可能です。
  • ツールバー:CaptureOneの諸機能と様々なツールへのショートカットです。
  • ツール:ホワイトバランス、画像のトーン調整、パース補正、現像等、様々な処理を行うユーティリティです。

    これらの4つの名前と諸機能名はCapture Oneの使い方を把握するうえで、重要なので、
    混同しないように、正確に覚えておいた方が良いと思います。
    私も最初は雑な性格が災いし、その辺がいい加減で混乱しました。
    それから、できれば、まず英語版で表示させて覚えるのも効果的だと思います。
    YoutubeやPodcastで閲覧できるテュートリアル、海外の関連コミュニティサイトはほとんど英語ですから、
    英語で理解しておくと、入ってくる情報量がかなり違ってくると思います。
    英語版でCapture Oneを表示させるには、
    環境設定→言語とテキスト
    と進んで、左コラムの「English」をドラッグして「日本語」の上に持ってくるだけです。
    そして、一度ログアウトして再ログインすると英語版に変っています。
    もちろんOSも英語版になっていますが、ほとんどのアプリケーションの日本語表示は正常なままです。
    ただ、AdobeのIllustratorは、プラグインのファイル名に日本語表示が絡んでいるせいでしょうか?
    英語版では正常に起動しません。デザイナーさんは要注意です。
cosfile

Capture One Proでは、下の画面写真でご覧いただける様に、
 「表示」と「ウィンドウ」の諸メニューで、これらの4つのエリアのレイアウトを、色々とカスタマイズすることができます。
最初慣れないうちは、ウィンドウ→ワークスペース→ブラウザーを右
でレイアウトすると比較的使い易いと思います。
上の写真は「ブラウザーを右」のレイアウトで表示したものです。
私の場合は、一回の仕事で、多くても100カットの人物撮影が多く、
その中から4~5カットを私とクライアントさんでセレクトして、
それらを調整して納品するという形態が多いのですが、
このレイアウトが一番やり易く感じています。

表示タブ


Phase One社でPredesign(予めデザインされた)ワークスペースが
ウィンドウワークスペースと進むと用意されています。
上の画面写真の「デフォルト」「ブラック&ホワイト」「ブラウザーを右」等がそうです。
フォーカスチェック」という項目もピント確認のため、頻繁に使うことが多いので便利だと思います。

ブラック&ホワイト」というオプションもありますが、
今、モノクロが人気があるからでしょうか?仕事で、モノクロの頻度が多いことはないと思うのですが、
このツールセットだけがなぜ?という感じがします。
そういえば、Phase Oneからモノクロ専用のデジタルバックが出ましたね。
Phase One社にはきっとモノクロが好きな方が多いのでしょう。
良い事です。

アレンジが終わったら、ウィンドウワークスペースワークスペースの保存で、
自分のお気に入りのワークスペースデザインを登録することができます。
下の画面写真は、色々とワークスペースをアレンジしたものです。
イメージファイルを比較する作業が多い場合は、右下のレイアウトが良いかも。
右下は左下のビューアをルーペで拡大表示したものです。
いろいろと工夫してみてください。

variation


カット数がかなり多い場合、まず全体をざっと閲覧したい時があると思います。
その時は、とりあえず
表示」→「ビューアを表示しない
を選択するとブラウザのみの表示となり、便利だと思います。
気に入ったカットを素早く探せるし、スライダーを動かして、ある程度拡大表示ができてピント等の確認もできます(↓)。

browzer only

さて、「ブラウザ表示」をしたついでに、これをウェブコンタクトシートにしてみましょう。
私は仕事が終わると、その場で、確認用のJPGファイルをクライアントさんに渡して、
後でセレクトしてもらうことが多いのですが、
大きなファイルをビューアで見るのを嫌う方や、
コンタクトシートになっていないと嫌だ。なんて言う方も多いのです。

こんな時、ウェブコンタクトシートが便利です。書き出し方はとても簡単で、
ファイル」→「ウェブコンタクトシート」とクリックするだけです。
下が書き出した、ウェブコンタクトシートのフォルダです。
html形式で、index.htmlをクリックすると、コンタクトシートが表示されます。
この、フォルダの中身をよく見ると、
なんとなんと、javascriptのライトボックスプラグインを使っています。
scriptsフォルダのsllimbox2.jsというのがそうです。

folder

jquery.min.jsがjavascriptのライブラリーで、slimbox2.jsはプラグインになります。
これはスライドショー表示するための、プラグインで、
サムネールをクリックするとランダムでもシーケンシャルでも
スライドショーが表示できます。
何と言う手の込んだ配慮。
Phase One偉い!

ウェブコンタクトのプレゼン方法としては、
ウェブサーバーにアップして、
URLをクライアントさんにメールで送るという方法が実用的で便利でしょう。
実際に私が借りているサーバーにアップしてみました(カット数縮小版)。
ウェブコンタクトシートのフォルダ名をwebcontactにして
http://ifresco.net のルートディレクトリにアップしていますので、
http://ifresco.net/webcontact で、自動的にコンタクトシートが表示されます。
シークレットな写真の場合は、フォルダにアクセス制限をかけて、
ユーザー名とパスワードをクライアントさんに送るとよいでしょう。
直接フォルダを送るより、ウェブで閲覧できた方が、同時に多くの方が閲覧でき、
効率的だと思います。

>>ウェブコンタクトシートサンプル

 



ライトボックスはご覧になった方も多いと思いますが、半透明レイヤの上にスライドショーが展開されます。
ウェブコンタクトシートでスライドショーをデモしているところ(↓)

eipfile

フォルダの容量は、433pix×650pixのJPGファイル40カットで約4MBです。
これならアーカイブして添付で送れますし、サーバーにも楽勝でアップできます。