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Capture One 6 Pro備忘録Vol.2「調整保存ファイルとEIPファイル 」

下の画面写真はセッションフォルダに読み込まれた.CR2ファイル(キヤノンRAWデータ)です。
この.CR2ファイルに、露出や、シャープネス等の種々の調整を施すと、その調整の内容を別ファイルとして、
同階層にあるCaptureOne/Settings50/に保存します。
調整を施さない状態でも、予めそのファイル名に対応した設定ファイルが自動生成されます。
例えば、alla001.CR2というファイルに対しては、alla001.CR2.cosという設定ファイルが生成されます()。

cosfile

これは、例えばNikon NX2のxmpファイルと同じタイプの調整保存ファイルです。
この.cosというファイルをテキストエディタで開いてみると、
なんとxmlで記述されていることが分かります。
Propertyとvalueがずらっとランダムに並んでいて、
copyrightやauthor等のメタデータも記述されています
下はその一部です() 。

import

RAWデータを、他のフォルダやPCに移動するときに、このファイルを同時に移動しないと、
調整は反映されないことになります。
恐らく、調整ファイルへのパスまで同じにしないとだめでしょう。

これを簡略化するために、Phase One社ではEIPファイルフォーマットを提供しています。
EIPファイルは、今述べた.cosという設定ファイルの内容を
RAWデータと一つのファイルにパッキングしたものです。
EIPファイル化は、ブラウザでインデックスフォトを選択して右クリック→EIP圧縮で一発OKです。
EIP化が終わると.CR2だったファイルの拡張子は、すべて.EIPになり、
CatureOne/Setting50/にあった.cosファイルはすべてEIPにパックされ、姿を消してしまいます()。

eipfile

PhaseOne社では、EIPファイルの優位性について以下のようにコメントしています。

「EIPの優位性:全ての設定がRAWデータにパッキングされるので、
RAWデータを他のコンピュータに移動しても全く同じ状態で開くことができます。
なおEIPで保存されたRAWデータは、
常に変更された設定がパッキングされますので最新の状態が保たれています。
また、繰り返し保存されますが画像の劣化は全くありません。」

EIPファイルに関する詳細設定は、Capture One→環境設定→イメージで行えます。
なお、Capture One 4.7以前のバージョンでは、EIPファイルは読み込めないとコメントしてあります。

EIPファイルについてはItunes Podcast(無料)で分かり易く説明してあります(↓)。

http://itunes.apple.com/dk/podcast/phase-one-capture-one-6-tutorials/id408842609