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Capture One 6 Pro備忘録Vol.2「セッションとデータのインポート 」

PhotoshopやIllustratorでは、作業を始める場合、
任意のフォルダに入っている単一のファイルをそのまま開いて作業を始める場合が多いと思います。
また作業が終わったら任意のフォルダに保存するか上書きします。
これらのアプリケーションは、あまりに想定される処理が多岐に渡るために、
作業のワークフローに関しては、一定の形に押し込めることがなく、作業のフローは自由です。

一方、Capture One Proは、これらのアプリとは違い、
ある一定のワークフローの中で作業を進める事になります。
PhotoshopやIllustratorとは違い、ワークフローがある程度標準化され易いので
このような方法を採用しているでしょう。

その作業の第一段階的なものが、「セッション」です。

このセッションを中心に作業を進める事を、
オリジナルのマニュアルではWorking in Sessionと言っています。
これは、ファイルのインポートから画像処理、現像、アウトプットまでを、
一つのフォルダ構成(Logical Folder Structure)の中で管理しようという考えで、
最初は戸惑ってしまう人が多いと思いますが、
慣れてしまえば、とても効率的な方法だと思います。

現在ではadobeから出ている旧マクロメディアのFlashやDirectorが
これに近い考え方のワークフローだと思います。

ここでは、撮影したファイルがすでにMacに取り込んでフォルダとして保存してある場合で、
フォルダへのパスが、 /Users/idehiroyuki/Documents/alla/alla04
を想定します
※allaは撮影したモデルさんの名前、フォルダはMac上では
「書類」内のallaというフォルダ内にあるalla04というフォルダです。
このフォルダ内の全てのファイルを閲覧できるようにして、任意のファイルを処理、現像します。

ワークフロー的に言うと、デスクトップにallaというセッションフォルダを作り、
そこにオリジナルフォルダ内のファイルをインポートするという作業になります。

順序としては、まず、

  • ファイル→新規セッションと進み
  • 名前:任意のフォルダ名(この場合allaというフォルダ名にします)を付けます。
  • 場所:フォルダの設置場所(この場合デスクトップ)を指定します。
  • タイプ:非連結を選択します。
  • OKをクリックします。

そうすると、デスクトップにallaというセッションフォルダが生成され、セッション画面が表示されます(↓)。

session

このセッションフォルダには、

  • .col50という拡張子の付いたファイル:セッション画面を起動するファイル
  • Output:現像したファイルを格納するフォルダ
  • Selects : 任意に選んだファイルを格納するフォルダ
  • Trash:ごみ箱

が入っています(↓)。

folder

※2月〜というフォルダがありますが、オリジナルのalla04フォルダからインポートされたファイルが
セッションフォルダに格納された後に出来たものです。最初にセッションフォルダを生成した段階では存在しません。

ここにオリジナルフォルダのalla04からファイルをインポートします
インポートの方法は、

  • ファイル→ファイルのインポートをクリック
  • インポートのためのブラウザが表示されます(↓)。
  • 黄色の矢印が示すボックスにある右端の矢印をクリックしてオリジナルフォルダのある場所を参照します(↓)
import

※ファイル名をオリジナルから変えたい場合は、その下にある「名前を付ける」というオプションに希望の項目を設定します(↓)

name

この場合、
  • 形式:ジョブネーム、3桁カウンター
  • ジョブ名:alla
と設定しています。

この場合、インポートされるファイル名は順次alla001.CR2、alla002.CR2、と
ジョブ名に3桁のファイル番号を付けた形でリネームされていきます。
CR2はキヤノンのRAWデータの拡張子です。
クライアントさんが見ても分かり易い短いファイル名が良いと思います。

その下のメタデータ(付加情報)には、
  • コピーライト:著作権所有者
  • 説明:撮影を特定する説明、例えば、「○月○日allaさん撮影」とか
を記入しておきます。

そして、ブラウザ右下の「すべてをインポート」をクリックします。
そうするとファイルは自動的にセッション画面に展開されます(↓)



session-import

これで、作業開始となります。
※Phase One 社公式のCapture One 6 Proのセッションと インポートに関するテュートリアルです(英語版)。